“Enoch Arden” Alfred Tennyson
小説の挿絵の課題で、テニスンのイノック・アーデン(原田宗典 訳版)の
イラストレーションを2点描きました。
このシーンは、幼少期のイノックとアニーとフィリップが海辺にいるシーン。
小説の挿絵…といわれて、描きたい小説はたくさんあって迷いました。
今読んでいるクレストブックスの『シェル・コレクター』(アンソニードーア)も
描きたかったし、もちろんほかにもたくさん。
ただ、ちょっと引いたような、
あんまり詳細を具体化しすぎないようなモチーフを描きたかったのと、
この『イノック・アーデン』結構前(たぶん2006)に読んだのだけど
印象的で、いつか描きたいなーというのが頭にあったのだと思います。
2点目はこちら
スペイン料理、パエリア。
サフランの香りって、ほんとにステキな香りだ。
色も。
パエリアもかんたんで、好きな料理のひとつ。
鶏を入れてもとってもおいしいけど、魚介だけで、たくさんのレモンをぎゅっとしぼって。
しん、とした静かな冬の森出口。
遠くからサーッと滑る音が聞こえるような
よく作る料理のひとつ、ローズマリーポテト。
皮付きのまま、生のじゃがいもを時間をかけてじっくり焼くとあまーくなる。
にんにくと、鶏を加えてもとってもおいしい。
冬:1に続いて、2枚目。
雪の中で無邪気に遊ぶこども。
こどもの後ろ姿って、いいなぁ。
記念すべきMJのはじめてのピックアップはこちらの作品になりました!
MJイラストレーションズの記念すべき最初の課題、“冬”のために描いたイラストレーション、その1。
深い森に入っていく誰かの足跡と、落とされた赤いミトン。
ちょっとミステリーを想定して描きました。
2004年に行った北欧フィンランドの小さな島、スオメンリンナ(Suomenlinna)島の海岸を
当時撮った写真をベースに描きました。
スオメンリンナはヘルシンキからフェリーで行ける小さな島で、要塞。
ユネスコの世界遺産に登録されてます。
訪れた場所の中でもとても印象的で、これからも描きたい場所。
また行きたいなぁ。
ちなみに、カットとしての雰囲気がわかりやすように、
グレースケール(1色刷りを想定)バージョンも載せてみます。
公式サイト:
http://www.suomenlinna.fi
(2012/11)