作家、朝倉かすみさんの『満潮』の装画を担当いたしました。
おだやかで、裏に破壊力を秘めている(一部抜粋)
という作品の中の言葉をヒントに
すれ違うふたりと、ふたりの危うさを描けたら、と思い描きました。
海面の明るさと空の色は、実際にはあり得ないものですが
危うさとあやしさを出したくて、あえてこの色に仕上げています。
装丁は泉沢光雄さんです。
とてもステキな装丁にしていただきました。
個人的に扉の画の使い方がとてもグっときました。
ぜひ書店でお手にとってみてください!
『満潮』朝倉かすみ (光文社)
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334911362
http://www.bookbang.jp/review/article/523790