秋、生の無花果の実。
育った家の近所に画家のおじいさんが住んでいて、
その家の庭に毎年たくさん無花果がなって、甘い香りを漂わせていました。
茎を切ると、ミルクのように濃くて白い樹液が流れてくる。
時々お邪魔して、もらったのをよく覚えています。
最近は近所になっているのを見かけることがなかなかないので、ちょっとさびしいです。
乾燥は一年中食べるけど、生の無花果も年に一度はかかせないもの。
中の美しさにみとれてしまいます。
元の絵と、着色したもの、モノクロ。
それぞれ表情が違ったので、アップしておきます。