作家、朝倉かすみさんの『満潮』の装画を担当いたしました。
おだやかで、裏に破壊力を秘めている(一部抜粋) という作品の中の言葉をヒントに すれ違うふたりと、ふたりの危うさを描けたら、と思い描きました。 海面の明るさと空の色は、実際にはあり得ないものですが 危うさとあやしさを出したくて、あえてこの色に仕上げています。
装丁は泉沢光雄さんです。 とてもステキな装丁にしていただきました。 個人的に扉の画の使い方がとてもグっときました。 ぜひ書店でお手にとってみてください!